ホライゾンキャピタル社の実像 富裕層がスイスに戻る理由「永久中立国」の知られざる戦略

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公認会計士事務所での決算業務実務経験を経て、FPとして受けた相談件数は18000名以上。契約の継続率・販売力・商品の品質に関するインターナショナルクオリティアワードを受賞。ほか受賞歴や業界内の取材受注多。現職は資産形成・海外不動産投資案件のご相談を承るオフィスの代表FP、事業家。くわしくは「about」よりどうぞ。

世界の経済とお金の秩序が目まぐるしく変わっている中、資産家の資金がスイスへと集まっています。

かつてスイスはプライバシーに重きを置いていた時代から、現在は鉄壁の安定性と透明性の時代へ移行しつつあります。

プライベートバンクで世界中の富豪を集めてきたスイスでしたが、現代は特定分野で銀行以上の特化した専門性を発揮するアセットマネージャーが求められるようになりました。

本記事では、Horizon Capital AG(以下ホライゾン社)の戦略を通じ、現代の短期プライベートデット投資の真髄を解き明かします。

弊社は特定の商品の勧誘や投資助言を行いません。ホライズンキャピタル社商品銘柄の説明・銘柄保有につきましては、コンプライアンス上提携先海外担当者へ一任しております。ご希望の方は以下弊社の事前審査制フォームへご記入下さい。この点のお問い合わせは下のフォーム以外お受け出来兼ねます。

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HORIZON CAPITALホライズンキャピタル社について

本コンテンツは、スイスの運用会社Horizon Capital AGのビジネスモデルや実績に関する事実情報の提供のみを目的としています。

▼HORIZON CAPITAL Over View

  • 創業者: ディミトリ・ルスカ(Dimitri Rusca)・セバスチャン・マックス(Sébastien Max)
  • 前身企業創設: 2004年(全身SCCF社によるトレードファイナンスの提供)
  • 設立: 2017年
  • 運用資産(AUM): 10億米ドル(約1,500億円)以上
    融資アレンジ実績(Financing arranged)としては累計180億米ドル超
  • 拠点: スイス(ツーク、ジュネーブ)、シンガポール、アメリカ(マイアミ)

ホライズンキャピタル社は、前身となるSCCF社がディミトリ・ルスカによって創設され、現在の主要事業であるトレードファイナンスの提供は2004年から開始されました。

ホライズンキャピタル社のトレードファイナンス事業

ホライズンキャピタル社は天然資源にまつわるトレードファイナンス・短期プライベートデット戦略を特化としたスイスのスペシャリスト集団です 。

世界で取引されている天然資源鉱物という実物資産を担保にすることで、短い期間だけお金を貸すプロフェッショナルです。飽くまで仕組みの説明になりますが身近な例でお示しします。

以下のやり取りを証券化した商品を顧客が購入する

  1. 担保設定: 天然資源の取扱企業が、現物の資源(金属・エネルギー等)を担保に入れる
  2. 融資: トレードファイナンス企業(発行体)が、その企業に短期の融資を行う
  3. 返済: 天然資源が売却され、その代金で企業が融資を返済
  4. 解除: 返済完了後、トレードファイナンス企業が担保権を解除

このように「売れた代金」がそのまま返済に回ることを 自己清算型(Self-liquidating)と言います。

天然資源の取り扱い企業とトレードファイナンス企業の取引自体を証券化されたのが資産担保証券(ABS)

上のような自己清算型の仕組みは、売れた商品から直接回収する仕組みとなっており、天然資源物取扱い企業の経営が急速に悪化してもても、天然資源物が売れさえすれあ投資したお金は戻ってきます。売れなかったとしても担保に入れた需要高い天然資源物を売却すれば回収は可能となります。

担保に入っている物件は非腐敗性の天然資源であり、需要が高く流動性の高い現物資産です。時間が経っても腐食せず、世界中でいつでも即座に現金に換えられるものだけが担保されています。

金属などの天然資源は、国際的な取引で常に価格が決まっており、価値が明白です 。

腐食せずに保管が効くため、万が一借り手が返済不能になっても、預かっている現物を市場で売却して資金を回収(清算)することが容易です 。

ホライズンキャピタル社については、以下のようなポリシーを持ち、過剰担保を未然に回避するスタンスを崩しません。常に最新の安全な案件だけに資金が回ります。

  • 天然資源鉱物を一回ごとに都度審査。この結果リスクが小さくても融資を断る権限を行使。
  • 完済されるまでは融資が行われない

実績と評価

外部評価としては2019年および2020年に「HFM European Hedge Fund Awards」で欧州のベスト・トレードファイナンス・ファンド受賞歴があります。

ホライズンキャピタル社のホームページなどで信用格付け(S&PやMoody's等)の記載はありませんが、上述のように「過剰担保(Over-collateralized)」による保全をリスク管理の柱としているようです。

提供する戦略の主な特徴

HORIZON社が提供する運用商品(EMTN形式など)には、共通して以下の特徴が見られます。

  • 株式や債券といった主要な資産クラスとの相関が低く、市場価格の変動(ボラティリティ)の影響を受けにくい設計を特徴としています。
  • 120日など一定の通知期間を経ての解約が可能となっており、月次での流動性を提供しています 。
  • 厳格な規制環境にあるスイスのマネージャーが、グローバルな拠点を通じて直接案件を管理。

創設者

ディミトリ・ルスカ(Dimitri Rusca)氏:貿易金融のスペシャリスト

ディミトリ・ルスカ(Dimitri Rusca)のキャリアは「1877年創業の歴史あるスイスの商社Andre & Cie」から始まりました。

ここでは、コーヒー、砂糖、ココア、石油といった天然資源の現物取引に従事し、ロシアやCIS諸国との物々交換を含む複雑な実務を積み上げました。

彼はのちに世界最大の貿易金融銀行BNPパリバへ転職します。ここで経済活動の基盤となる商習慣そのものと、銀行の規律の両方を会得し稀有な存在となりました。

そして2004年にSCCF(Structured Commodity and Corporate Finance)を設立します。これまでにおよそ2.7兆円におよぶ融資にかかわり、スイスにおける貿易金融の権威を確立しています。

セバスチャン・マックス(Sebastien Max)氏:戦略の構築

セバスチャン・マックス氏はディミトリ氏と共にホライゾン社を創設したパートナーであり、投資戦略とグローバル展開を担うホライズンキャピタル社の頭脳です。

25年以上のビジネス経験があり、彼の分析力・運用力は長年信頼を獲得していますが、「実物のコモディティ市場の浮き沈みを肌で知るプロ」であり、かれがホライゾン社の最大のリスクマネジメント力そのものとなっています。

なぜ今「現物資産(リアルアセット)」のオルタナティブ投資なのか?

2024年から2025年にかけて、世界の投資マネーが「伝統的金融資産(株・債券)」から「現物資産によるオルタナティブ投資」へと急速にシフトしています。

この流れの背景にあるのは主に以下3つの理由です。

① インフレにつよくモノとしての価値の再評価

世界中の国でインフレが進行する中、通貨の価値が揺らいでおり、株や債券の価値も不安定になりやすいです。

一方で天然鉱物や石油などの燃料、農産物などの天然資源は人が生きていく上で不可欠であり、価格が上昇したとしても需要が消えることがありません。最悪は現物が残るモノとしての保全性が、不確実な時代での究極なる安定性に繋がっています。

② 金融市場との相関関係が薄くクッション効果がある

AI関連株の高騰や地政学リスクにより、株式市場のボラティリティ(変動幅)は激しくなりがちです。

ホライゾンキャピタル社の戦略のような「トレードファイナンス・貿易金融」は、金融市場との関連性が薄く、「モノが動く際の手数料や利息」を収益源としています。たとえ株式市場が暴落しても、資源天然物の取引が世界中で止まらない限り、収益が途絶えることはありません。

このため、資産にこのアセットを組み込むことで金融市場に連動し過ぎず暴落の影響を受け過ぎない資産価値を持たせることができます。

③ 「利回り」の空白地帯を埋める

2025年末、政策金利が0.75に引き上げられ銀行預金の利回りも上昇しつつありますが、それだけでは物価上昇に追いつけないリスクがあります。

そして銀行が厳しいルールでがんじがらめになり、簡単に融資で貸し出しができなくなりました。

しかしながら『お金を借りたい健全な企業』も、ホライズンキャピタル社の顧客のように『お金を貸して利息を獲得したい投資k』も存在します。彼らを直接繋げる場所に市場が生まれます。

ホライゾン社はそのマッチングを『スイスの厳格な審査』で行っているプロ集団です。

スイスで資産を持つ・お問い合わせ

今、世界的にスイスが注目されているのは、先が見えないな国際情勢の中で、自国のルールを厳格に保ち(CRS個別契約)、永久中立国としてどこの国にもなびかない立ち位置が再評価されているためです。

HORIZON社は、このスイスの力を最大限に活かし、短期プライベートデットという形で投資家に還元しています。弊社はその信頼の門戸を叩くための、日本における公式な窓口です。

弊社は特定の商品の勧誘や投資助言を行いません。ホライズンキャピタル社商品銘柄の説明・銘柄保有につきましては、コンプライアンス上提携先海外担当者へ一任しております。ご希望の方は以下弊社の事前審査制フォームへご記入下さい。この点のお問い合わせは下のフォーム以外お受け出来兼ねます。

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