日本のフィリピン非居住者でも銀行口座開設できる方法・難易度低くほぼオンライン手続き完結

日本在中の非居住者がフィリピンで銀行口座を開設するには「国際運転免許証と30日以上の滞在証明書が必要」などと言われますが、ここでは弊社経由で「そのいずれも不要、オンラインで申し込みできるフィリピンの銀行口座」について解説しています。

もうフィリピンで非居住者が銀行口座を開設するにはハードルが高いなどと言わなくて済みますので参考にされてください。

インスパイア公式エージェントLCFP事務所

ご契約された方であっても弊社の名誉を軽視し破損する方・相互理解が難しい方については弊社からのサポートを強制終了させていただきます。礼節を持って常識あるコミュニケーションをされてください。

【期間限定】 セミナー無料は先着100名様まで ・特別ガイド進呈・PCの場合はスマホでコード読み取り 【協調性に欠け聞く耳を持たない方には何も提供できることはありません。要求度が高すぎる高圧的な方・迷惑行為やハラスメントが発覚した場合即時に情報配信ならびにサービス提供を停止いたします。情報提供だけ望む礼節なきユーザーにも一切情報提供しません】

Contents

一般的に日本のフィリピン非居住者は口座開設が難しい

日本人でフィリピン非居住者が口座開設できる「特別パターン」を解説していきます。「一般的なパターン」は以下の3つの条件が必須ですが、とてもハードルが高く困難です。

ハードルが高い「一般的な日本のフィリピン非居住者の銀行口座開設」

  • 国際運転免許証持参でフィリピンの日本支店銀行窓口で開設
  • ACR(外国人登録証)取得が前提
  • 1ケ月以上の滞在が証明できる

【他とは違う特別簡易パターンの手続き】日本のフィリピン非居住者でも口座開設可

それではさっそく日本のフィリピン非居住者でも口座開設いただけるほぼハードル無しのパターンをご紹介します。パスポートと日本の運転免許証(またはマイナカード)があれば開設できるような難易度です。

※申し訳ありませんが、疑いが強い方には弊社からサポートはしかねます。ご遠慮ください

日本のフィリピン非居住者にとってハードル無しのパターンはある

BDO Unibank

「パスポートと日本の運転免許証で、日本のフィリピン非居住者が銀行口座開設できる」という簡易パターンは、適法に実現します。

日本人でフィリピンの非居住者でも、外国人登録証・国際運転免許証・長期滞在予定当面なしで銀行口座を開設できます。

 

日本のフィリピン非居住者がの銀行口座を開設する流れ

【書類提出から数日で完結】日本在中フィリピン非居住者の銀行口座開設ステップ

※現在口座開設希望者が激増し、担当者のスケジュール次第の手続き日数となっております。ご了承ください。

手続きの所要時間平均:7日

step
0
銀行を選んでおく

BDO・セキュリティバンク・CTBCから口座開設したい銀行を選んでおきます。

step
1
アプリダウンロード

APPストアでアプリダウンロード、ユーザー登録をします。

step
2
口座開設の連絡

口座開設申込書とパスポート写真を添えて連絡します。

step
3
オンライン本人確認

オンラインで本人確認を行います。日本語でお話しいただいて大丈夫です。

step
4
ウオレットに送金

ウオレットに送金します。(国際送金と為替手数料ゼロの方法あり:後述)

step
5
担当者とのチャットにご案内

オンラインで口座開設申込書とパスポートと運転免許証の写真と一緒に送付します。

step
6
手続き完了通知

手続き完了の通知が来ます。

step
7
カード受け取り

CTBCは日本にカードが送付されます。ほかはフィリピンでの窓口で本人確認が必要です。

以下3つの銀行の中から渡航の必要など含めご自身に合いそうな銀行を決めておきましょう。

CTBCBDOとSB
カードデビット付キャッシュカード
カードの受け取り日本の自宅へ郵送本人確認後フィリピン銀行窓口で受け取り
電子マネーMayaとの紐づけいずれの銀行も可

CTBC銀行については、3つの銀行の中で唯一「カードの受け取りが日本で済む」という利便性の良さから、忙しくてフィリピンに渡航するスケジュールが組めない方には人気です。

ほか、3行の銀行の詳細は以下を参考にされてください。

BDO詳細
フィリピンBDO銀行の口座開設・日本でできる非居住者の特別パターンあり

ここでは、日本在住のフィリピン非居住者がフィリピン最大大手の銀行BDO Unibankで銀行口座を開設する方法を開設しています。 始めにお伝えしますと、「通常パターンで日本在中のフィリピン非居住者がB ...

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SBについて
日本の非居住者がフィリピンセキュリティバンクで口座開設する方法

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CTBC詳細
日本の非居住者がフィリピンのCTBC銀行を口座開設する方法

  インスパイア社公式パートナーLCFP事務所 Contents1 CTBC Bank (Philippines) Corp. CTBCフィリピン銀行で口座開設をしたい1.1 グローバルなネ ...

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※日本の各銀行の窓口に行って3つの銀行の手続きが行えるわけではありません。ご注意ください。

step
1
インスパイアウオレットをインストール・登録

以下インスパイアウオレットをインストールします。

お間違いのないようご注意ください

以下の通り登録していきましょう。

 

step
2
アプリ内で銀行口座開設をしたい旨連絡

インスパイアウオレット(アプリ)を開き、メニューの中から「Banking service」をタップ、右下のように完記して最後にサブミットをタップ。

インスパイアウオレットアプリメニューからバンキングサービスを選択

必要事項を記入して銀行口座開設の意思を伝える

step
3
オンライン通話で本人確認

オンラインで本人確認

インスパイア社から「オンラインでの本人確認」の案内メールが届きますので日程の調整を行いましょう。

なお、インスパイア社では日本語が話せるスタッフさんもいます。日本語で本人確認は行えますのでご心配は不要です。

step
4
送金する

資金を送金します。以下2つのお支払い方法が可能です。

  • クレジットカード払い
  • PAYPAL
  • GMOあおぞらネット銀行(国際送金手数料や振込手数料がほぼ不要

入金の為替手数料節約術

おすすめの送金方法はインスパイア社の日本法人のGMOあおぞらネット銀行へ送金する方法です。

インスパイア社の日本法人アライアンスグローバルグループ社のGMOあおぞらネット銀行の口座に振り込みをして、フィリピンのインスパイアに送金してもらえます(親子会社間の送金)。つまり日本の銀行に振り込む際に要する数百円程度の手数料程度! 海外の金融機関で資産形成するために至れり尽くせりの導線です。

インスパイア社の日本法人のGMOあおぞらネット銀行口座番号は、弊社代理店にお申込みされた方にお伝えします。

GMOあおぞらネット銀行

step
4
口座開設申込書への署名

弊社からe mailアドレスに「口座開設申込書」を送付します。プリントしてパスポートに記載した署名と同じサインします。

この口座開設申請書を以下の2つの証明書を撮影した写真とともにe mailで送します。

口座申請書と一緒に送る証明書

  • パスポートの顔写真ページ
  • 運転免許証など住所記載写真付き身分証明書(マイナカードでもOK)

証明書撮影のコツ

運転免許証の撮影方法

運転免許証は表面を四隅が写真枠内に収まるように撮影

パスポートの撮影方法

パスポートは顔写真ページを見開いて四隅が写真枠内に収まるように撮影

身分証明書のスマホ撮影のコツ

運転免許証やパスポートは電球などの光が反射すると白映りして顔写真や文字が見えないことがあります。光の当て方を工夫しながら顔写真や文字が鮮明に映るように撮影しましょう。

解像度があまりに低いと確認ができないため、350dpiを目安にしてください。300dpi以下だと画像の解析度が低く受け付けてもらえません。

step
5
口座開設完了の通知

e mailで書類が受領されたあと2日後に銀行口座は開設されます。※休日の受領は翌営業日扱い

現在、お申し込みが激増しており、担当者のスケジュール次第の手続き進行となっております。ご了承下さい。

step
6
本人確認・カードの受け取り

最後に本人確認とカードの受け取りです。これは銀行ごとに異なりますので、以下参考にされてください。

CTBCの場合

CTBCバンクフィリピンの場合は、フィリピンの銀行窓口での本人確認が不要です。オンライン面談を行い(日本語の会話で可)、その後デビット機能付きカードが日本へ郵送されるようになっています。

BDOとSBの場合

フィリピンの銀行窓口で本人確認を行い、その後窓口でデビット機能付きカードが渡されます。フィリピンへの渡航が必要です。

以下はBDO銀行での本人確認時の様子と、PINCODEの設定をしてもらっている様子です。インスパイア社のスタッフさんが同行してアナウンスしてくれますので安心できると思います。

BDO店内の様子

BDOタギック支店

BDOでの本人確認の様子

President Ms Melody Santos

BDOでのピンコード設定

PINCODEの設定

これで日本のフィリピン非居住者の方の銀行口座開設は完了です。驚くほどの簡易な手続きです。

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どの銀行を選べばよい?

フィリピンと日本の大手銀行の提携関係

今回簡易なパターンとしてご紹介しましたフィリピンの銀行口座開設では、BDO・セキュリティバンク・CTBCの3つからお選びいただけます。

上の図のようにフィリピンの口座開設でご案内できる銀行は日本の銀行とも太いつながりがあり、日本人にとってかなりなじみやすいかもしれません。

  • BDO:東京スター銀行の親会社
  • セキュリティバンク:三菱UFJ銀行が20%の株式保有
  • CTBC銀行:みずほ銀行と提携

※日本の各銀行の窓口に行って3つの銀行の手続きが行えるわけではありません。ご注意ください。

「どこの銀行でも構わない、しかもフィリピンに渡航せずにカードが受け取れることを最優先させたい」ということならばCTBC銀行が条件的にマッチしています。

それ以外で参考になりそうな点をご説明しますので、詳しくお知りになりたい方はご覧になってみてください。

日本のフィリピン非居住者が銀行口座開設するための費用

上述してきました「日本人でフィリピンの非居住者が銀行口座を開設するための費用」は、以下の①または②のいずれかを選択いただくようになっています。

①20万PHPの定期

または

②20万円の口座開設費用を支払う

海外銀行の口座開設は、一般的には30万円ほどの手数料が必要になることがほとんどです。定期を組んで元本が償還されるのだとしたら非常に良心的なサービス体系と言えるでしょう。

代理店手数料の相場比較

口座開設サポート代理店外国通貨建て費用日本円換算費用
インスパイア社20万PHPの定期または20万円の口座開設費用52万円の定期または20万円の口座開設費用
A:アグレダ銀行口座開設サポート企業1200USD17万~19万程度
B:同上1530USD22万~23万円程度
C:HSBCの口座開設サポート企業2000USD165,000円

弊社を通してフィリピン非居住者が銀行口座を開設するメリット

おさらいになる点もありますが、弊社を通してフィリピンの銀行口座を開設するメリットをお伝えします。

ファイナンスのプロの元で海外資産形成が実現する

弊社代表FPは長きにわたり金融業界に身を置きIQAなどの受賞歴やFP資格を持つだけでなく、公認会計士事務所での実務経験をもつお金のプロです。

世界経済を熟知したうえでの安全な資産形成の必要を実感されている方は増えています。

税務のプロでもあるFPが申告もバックアップ

国際税務は日々アップデートがあり、一般の方が情報を追うのは大変で難しい一面もあるでしょう。税務実務にも精通した代表FPが銀行口座開設だけでなく、確定申告など税務の面で強力なサポートをさせていただきます。

※御新規様は1年10万円にて国際税務サポートを行います。年間利子が20万円以下の方は申告は不要ですのでこのサポートを使わなくても済みます。この国際税務実務ができる代理店があればお探しになってみてください。

弊社は海外銀行口座開設の架け橋にとどまる:海外担当者と直接お繋ぎします

弊社を通してフィリピン大手の銀行口座開設を行われますと、インスパア社担当と直接お繋ぎし、シームレスな手続きをご提供します。

インスパイアホールディングスは2012年に設立されている金融の巨大総合商社です。

都市開発や不動産事業も手掛けており、躍進するフィリピン経済を支える大きな役割を担っています。

▼インスパイア自社ビルPSEタワー

一度試したことがある方ならお分かりかと思うのですが、非居住者がフィリピンで口座開設するのはきわめて困難でした。日本にお住いのフィリピン国籍を持つ方でさえ結局口座開設が難しくて断念することもよくお聞きしているほどです。

現在インスパイア社では、そのようにVISAや法的な問題で口座開設できなくてお困りになってinspireに尋ねに来られる方がたくさんいます。

インスパイア社の独自のネットワークや資本提携関係などで以下のような特別な待遇が受けられるようになっているのです

  • インスパイア社に勤務する弁護士や元行員が、銀行幹部やマネージャーに直接アドバイスをしている立場
  • フィリピン政府や財閥と太いパイプがある
  • 巨大な事業規模によりフィリピン中の企業が取引したがる

インスパイアホールディングス金融部門統括のメロディサントス様 金融業界歴が長い方です

インスパイア社を通して銀行口座を開設すれば、日本のフィリピン非居住者でも心強いリスクマネジメントが実現できるでしょう。

本来外国人には難易度が高すぎた銀行口座開設が実現

通常外国人が海外の銀行口座を開設することは難易度が高く、そして管理にも口座凍結のリスクがあるなど不安やストレスがつきものです。弊社提携先インスパイア社ではこの一番のボトルネックを解消するために弁護士・元行員などのスペシャリストが終結、そして財閥・政府などの太いネットワークから強力なリスク回避やマネジメントが実現します。

インスパイア社のセキュリティ面は厳重です。

まずインスパイ社に入るまで以下のようなセキュリティを通る必要があり、情報漏洩を徹底して防ぐようにしています。

インスパイア社のセキュリティ

  1. 社内に入るときに「入館許可証」を3日前までにオンラインで送付
  2. ビルの1階で荷物のセキュリティチェック・パスポートの提示
  3. 5階のインスパイア社に入る際に下のようなセキュリティを通って入室

今回銀行口座を開設いただくことで、BDOとセキュリティバンクではデビットカード機能付きカードが付与されることになります。日本人にもなじみがあるマスターカードブランドのデビットカードを持てるようになり、フィリピン国内での国際利用手数料からは解放されるでしょう。

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円からペソへの交換手数料や手間から解放される

フィリピンで銀行口座を持つと、もちろん現地のATMから現金を引き出せるようになります。空港などで日本円からフィリピンペソへ交換する手数料や手間からも解放されることでしょう。

フィリピンのデジタルマネーが現地で使える

フィリピンのデジタルマネーMAYAアプリと銀行口座を紐づけすれば、現地でキャッシュレス決済として活用できます。これまで外国人につきものだった国際利用手数料や現金交換といったコストや手間から解放されます。

※なお、お伝えしてきましたインスパイアウオレット・CTBC・BDO・SBなどの銀行口座・Mayaウオレットの役割や関係を整理すると図のようになります。

 

 

日本人によるWEBサイトで「Mayaウオレットのような電子マネーが簡単に使える」などと紹介されている場合がありますが、ACRカード(外国人登録証)がないと最終認識してもらえず電子マネーとして使うことができません。ご注意ください。

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弊社にフィリピンでの銀行口座開設をご依頼される方は以下オンラインセミナーで承ります。まずはお気軽にご連絡下さいませ。

フィリピンでの銀行口座開設をご希望の方はオンラインセミナーにご参加されてみてください

上述しましたフィリピンでの銀行口座の開設のご依頼は以下のフォームで承ります。オンラインビデオ通話でささいな疑問も承りますのでお気軽にご参加ください。


口座開設のお申し込みについてご不明点なことは以下でも承ります。
【期間限定】 セミナー無料は先着100名様まで ・特別ガイド進呈・PCの場合はスマホでコード読み取り 【協調性に欠け聞く耳を持たない方には何も提供できることはありません。要求度が高すぎる高圧的な方・迷惑行為やハラスメントが発覚した場合即時に情報配信ならびにサービス提供を停止いたします。情報提供だけ望む礼節なきユーザーにも一切情報提供しません】
 Contact 
 不安やわからないことを時間を重ねて丁寧に解消します。お気軽にご連絡ください。
  ▼LINEから
 ▼スマホから

弊社のお客様の声

2025年からリリースされたこの「簡易パターンのフィリピン大手銀行口座開設サービス」。

弊社でははやくもお目が高い投資家の方の目に留まり、口座開設のお申し込みと好評のお声をいただいておりますのでその一部をご紹介させていただきます。

60代・経営者 I様

資産を託すのは金融機関ではあるものの、「誰からどんな情報を聞いて預けるか」で資産形成はまるで違ったものになることはちょっと経験した人ならわかるはずです。この意味で代表FPさんの仕事ぶりはそうしたものになるということです。

フィリピンは成長著しい注目された国ですが、この先50年の経済を遂げる国の資産形成は、LCFPさんとともにと思っています。これからもよろしくお願いします。

50代・会社員 S様

海外の銀行口座開設はむかしから何かしら支障があってあきらめの境地でした。※知人にも言われましたが外国人だったら当然のことなのだそうです。

代表FPさんのオンラインセミナーを受けてみていろいろ嫌われるようなことを聞いてしまったのですが、嫌な顔一つせず答えてくださって真摯な対応に感動しまったほどです。何より本当に楽しんでお金のプロをされている姿は普通に素敵だと思いました。

おすすめいただいたインスパイアのファイナンシャルプロダクトも2年後楽しみになってきました。本当にありがとうございます。

40代・経営者 T様

日本の政治経済の不安定さ、そしてあの大国アメリカもトランプ氏の大統領就任で揺れており、この二国の通貨だけで資産形成するのは今後不安が大きすぎると感じるようになりました。

ではどこの国の資産ならば安心?と探したときに、今後フィリピンはASEANの中でもかなりの有望格だと伝えるLCFPさんのサイトが目に留まりました。

ただ銀行口座の開設をサポートするだけの代理店さんではなくお金のプロであり、さらに経済に精通され、この方ならば今後長く関わらせていただけるかなと思ってオンラインセミナーを申し込みました。

実際にインスパイア社を通して銀行口座を開設してみたのですが、国際送金とは言えないほどのゼロ手数料に驚きました。また、これからLCFPさんからいろんな情報をお聞きできるので本当にいいお金のプロの出会えてよかったと思っています。

FAQ

ここからはよくご質問いただくトピックをFAQ形式でお伝えいたします。

口座凍結防止のいい方法はない?

フィリピンに限らず海外銀行ではうっかりすると口座を凍結させられてしまうこともあります。

インスパイアでは口座凍結防止のためにオプションでプロテクション機能をお付けいただけるようになっています。

オプション料金は6250PHPです。

万一銀行口座を解約したい場合はどうなる?

通常フィリピンで銀行口座を解約する場合は、窓口に行くのが必須です。

インスパイア経由で上述しました銀行口座を開設された場合、インスパイア社経由で解約手続きが可能です。

海外銀行口座開設にまつわる注意点

海外と日本の銀行ではやや異なる商習慣がありますので、フィリピンの銀行口座開設にまつわる注意点をお伝えします。

手数料が必要

日本人にはなじみがないコストとして口座維持手数料があるくらいですが、他のコストは一般的な感覚で受け入れられるようなものではないかと思います。

フィリピンの銀行口座にまつわる手数料を挙げてみましょう。

手数料概要
口座維持手数料銀行が独自に設定している最低預金残高を下回った場合に必要になるコストで、1000円程度。
振込手数料別な支店に振り込む場合のコスト。およそ150~700円
ATM手数料ほかの銀行から現金を引き出す場合の手数料。※日本で言うとゆうちょ銀行の預金をセブン銀行で引き出すような場合の手数料です。100円以下となります。
海外送金手数料日本とフィリピン間などでお金をやり取りする場合に必要な手数料で、通常は最低でも1000円は必要

取引なしだと凍結される

フィリピンの銀行口座では2年間取引が一切ないと凍結されるおそれがあります。しかしながらMaya Walletなどにお金をチャージしたり、現金の引き出しを行うなど何らかの取引があれば凍結されることはありません。

インスパイアではこの銀行口座凍結防止を行う設定方法サービス(合計6,250PHP)も開始されています。不安に思う方はこのサービスも利用されてみてください。

ATM口座と銀行通帳番号は同じではない

フィリピンではATM口座と銀行通帳番号は同じではありません。

送金の時に問われる番号は銀行通帳番号です。口座開設の際にお知らせがありますので、書類やスクリーンショットなどで保存しておいてもよいでしょう。

そのほかの用途でどちらの番号を問われているのかについては御注意されてください。

観光ビザでフィリピンの銀行口座開設はできない

フィリピンは30日内の滞在で基本的にビザは不要です。30日超の滞在では観光ビザなどの取得が必要になることもあるでしょう。

この観光ビザで、冒頭でお伝えした「一般的なパターンでのフィリピンの銀行口座開設」はできません。

「フィリピンの銀行口座開設するとVISAの取得が容易になる」は間違い

他のウエブサイトで、「フィリピンで銀行口座を開設するとSRVVロングステイビザの取得が容易になる」といった誤りの情報が出回っています。

決してそうではありませんのでご注意ください。SRVVを取得する際に口座開設が必要になるだけで、順序が逆です。

フィリピンで銀行口座開設・資産形成するメリットって何?

日本人がフィリピンで口座開設したり資産形成をするメリットとは何でしょうか。たくさんの魅力があるフィリピンのポテンシャルを含めてあげてみたいと思います。

アメリカ経済が揺らぎ、頼みのEUは不況!ASEANの中でフィリピンが着目されている

東京大学名誉教授による「トランプ関税によって注目が集まるASEANの経済圏」ラスト5分で語られています。

トランプ氏が2期目のアメリカ大統領に就任し、関税に関しては朝令暮改のごとく前言撤回が繰り返された結果、米国株のボラティリティはすさまじいものでした。

頼みのEU圏は不況の真っただ中、インドも結局経済の安定性が疑問視されており、ASEANが独自に築き上げてきた強靭な経済網がさらに見直されています。

それではなぜASEANの中でフィリピンがとりわけ投資対象の国として注目されるのでしょうか。

ASEANの中で注目されるフィリピンのアドバンテージとポテンシャル

ASEANの主要6ケ国をGDP・経済の安定性(経常収支対GDP比)・都市圏人口と総人口・平均年齢・土地の平米単価・言語といった点で比較すると、フィリピンが大きなアドバンテージとポテンシャルを秘めていることがわかります。

投資対象としてフィリピンのポテンシャルとアドバンテージ

  • 2024年の主要ASEAN地域の中で一位がフィリピンの6.5%
  • フィリピンの人口は日本と同程度、平均年齢はASEANの中で最も若く24歳
  • 人口ピラミッドが理想的な三角形。超少子高齢化の日本とは真逆なゆえに先々50年の経済成長が見込まれている。
  • 不動産価格が上がり切っていないため、不動産投資対象としても好条件
  • 国語が英語でカタコトも通じやすい

経済の安定性で言えばシンガポールは抜きんでていますが、国土が小さいために人口も少なく平均年齢は38歳と高齢化が進んでいます。そしてシンガポールの不動産価格は東京赤坂レベルまで上昇してしまって高額なゆえに気軽に投資できません。

このフィリピンの破竹のような経済成長を追い風、銀行金利も高金利で推移しており、世界中の投資家がフィリピンという国に注目しています。

「絶好の不動産投資の場としての魅力」も相まって投資対象の国として人気が上昇

2025年1月マニラパッシグで撮影

フィリピンに足を運べばその経済成長のスピードや勢いは肌で感じられるほど。日本で言う1970年代後半~1980年代の高度成長期が現在のフィリピンで起こっており、地下鉄などのインフラも2029年の完成に向かって建設中、不動産価格も驚くほど上昇しています。

「1年前に買えていた価格では同じエリア同じ広さの物件が購入できない」などといったことが当たり前のように起こっています。

金融機関での資産形成だけでなく、不動産投資に着目する投資家は世界中で増えているというわけです。

日本政府からのプライバシー性を保てる・CRS非加盟国での資産形成

CRSとは「非居住者が開設した海外の金融機関の口座情報を各国同士で情報交換する制度」です。

フィリピンはCRS非加盟国のスタンスを貫いていることから、日本のフィリピン非居住者は5000万円までの範囲で日本政府へのプライバシー性を保てるというメリットもあるのです。※プライバシーを確保しつつ弊社は確定申告を推奨

「銀行口座紐づけでマイナポイント増額キャンペーン」のように、日本政府によって国民の資産を把握したい目論見が透けて見えることが増えており、日本政府から資産のプライバシー性を保ちたい人が増えているのは事実です

身近な南国ビーチリゾート・観光地などとしても魅力

フィリピンは日本から3時間半もあれば到着しますので、ちょっとしたバカンスや忙しい日々の中の息抜き気分転換の場としても絶好のロケーションです。

7千もの島々からなるフィリピン。メトロマニラから1時間もすればビーチリゾート地ボラカイやセブなどの島に到着でき気軽に非日常が満喫できます。

上述してきましたとおり投資対象の国としての魅力にあふれていますので、銀行口座を開設しつつ観光の場としてもフィリピンという国に馴染みができてくる方が多いです

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  • フィリピンでコンドミニアム購入
  • 現地で賃料を受け取るための口座
  • 年金の受けとり
  • SRRV取得者
  • 現地での就労
  • 一年超の留学や研修
  • 外国人登録証ACR所有者
  • 両親がフィリピン人の子供
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  • この記事を書いた人

LCFPO

公認会計士事務所での決算業務実務経験を経て、FPとして受けた相談件数は18000名以上。契約の継続率・販売力・商品の品質に関するインターナショナルクオリティアワードを受賞。ほか受賞歴や業界内の取材受注多。現職は資産形成・海外不動産投資案件のご相談を承るオフィスの代表FP、事業家。くわしくは「about」よりどうぞ。