海外銀行のTOP30金利ランキング2025年速報版 | これからの資産形成に必要な理由

2025年の速報版で海外銀行の金利をランキング形式でお伝えしています。ランキングだけでなく、オンラインで申し込みが可能・渡航不要な海外銀行についても解説しますのでご参考ください。

2025年の速報版・TOP30 海外銀行の金利ランキング

2025年の速報版で海外銀行の金利ランキングTOP30をお伝えします。

海外銀行の金利ランキング1~10位

ランキング(位) ライセンス地 銀行名 金利(%)
1 バングラディッシュ バングラディッシュ銀行  6~14.5
2 パキスタン パキスタンナショナル 6.85~14
3 パキスタン州立 11.57~13.39
4 フィリピン インスパイアネクストG 4.5~12.1
5 パキスタン ZTLB 8.75~11.5
6 フランス クレディアグリコル 0.1~11.5
7 ラオス ラオス中央銀行 10.5
8 ブータン DBD 5.75~9.1
9 スリランカ DFCC 2.5~9
10 インド SMBインド銀行 4.25~8

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海外銀行の金利ランキング11~20位

ランキング(位) ライセンス地 銀行名 金利(%)
11 インド インド銀行 2.8~7.05
12 フランス ソシエテジェネラル 7.35~7.6
13 インド IDFS第一 3~7.5
14 バングラディッシュ グランミン 2.75~7.25
15 ネパール ネパール銀行 3~6.9
16 NIMB 6.8
17 NMB 3~6.6
18 カンボジア JDB 1~6.5
19 ラオス マルハンジャパン 1.89~6.35
20 ラオス外商銀行 1.6~6.1

19位は日本企業が現地で開業した海外銀行となります。

海外銀行の金利ランキング21~30位

ランキング(位) ライセンス地 銀行名 金利(%)
21 ポルトガル サンタデール 2.8~6
22 イギリス ロイヤルバンクオブスコットランド 0.1~5.75
23 カナダ ノバスコシア 5.25
24 イギリス バークレー 1.16~5.12
25 カンボジア アクレダ 1.4~5.05
26 ベトナム ベトナム銀行 0.2~4.8
27 カナダ BMO 4.59~4.94
28 アメリカNY モルガンスタンレー 4.22~4.27
29 トラストバンク 3.5~4
30 キャピタルワン 3.5~4

2025年速報版・国ごとの海外銀行や金融機関の金利

ここからは国ごとに海外銀行の金利をご紹介します。

  • 東南アジア
  • 南アジア
  • アメリカとカナダ
  • ヨーロッパ

2025年速報版・東南アジアの海外銀行や金融機関の金利

ASEAN地域の破竹の勢いと言える経済成長を背景に、今後さらに資産形成の場の有力候補として外すことができないでしょう。

ライセンス地 銀行・金融機関名 金利(%)
シンガポール OCBC 0.05~2.4
DCB 0.05~2.45
UOB 0.05~4.5
インドネシア BCA 2~3.25
CIMB 2.3~2.6
BRI 3.25~3.5%
タイ バンコク銀行 0.05~2.45
カシコン 0.25~1.9
クルンタイ 0.25~1.9
フィリピン インスパイアネクストG 4.5~12.1
メトロ 4.125~4.5
ABキャピタルトラストG 3
ベトナム アグリ 0.2~4.5
ベトナム銀行 0.2~4.8
ベトコム 0.1~4.7
カンボジア JDB 1~6.5
アクレダ 1.4~5.05
ハッタ 1~3.5
ラオス ラオス中央銀行 10.5
マルハンジャパン 1.89~6.35
ラオス外商 1.6~6.1

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フィリピン投資・フィリピンの金融機関で直接資産形成するメリット

ここではフィリピンのお国事情からフィリピンの金融機関で資産形成するメリットを解説しています。 また、具体的な銘柄として定期預金・国債・コンドミニアム投資などおすすめもご紹介していますので参考にされてく ...

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2025年速報版・南アジアの海外銀行や金融機関の金利

海外銀行の金利ランキングTOP10で南アジア諸国が7割を占めていました。大躍進を遂げる経済成長とともに問題になっていた衛生・犯罪・いまだ残る階級制度などの点が改善されつつあります。

ライセンス地 銀行名 金利(%)
インド インド銀行 2.8~7.05
IDFS 第一 3~7.5
SMB インド 4.25~8
パキスタン パキスタンナショナル 6.85~14
ZTLB 8.75~11.5
パキスタン州立 11.57~13.39
スリランカ セイラン 2~2.53
DFCC 2.5~9
SDB 2.5~6
ネパール NIMB 6.8
ネパール銀行 3~6.9
NMB 3~6.6
バングラディッシュ バングラディッシュ 6~14.5
グランミン銀行 2.75~7.25
ブータン BDB 5.75~9.1

2025年最新版・アメリカとカナダの海外銀行や金融機関の金利

アメリカは2025年1月にトランプ氏が大統領に就任することで対中関税強化・アメリカ国民への減税が推し進められる予定です。これらの政策によってインフレ率は緩やかに上昇していくものと推測され、抑制のために金利が上がることも考えられるかもしれません。

アメリカ

ライセンス地 銀行名 金利(%)
ニューヨーク JPモルガンチェース 0.01~0.02
バンクオブアメリカ 0.01~0.04
モルガンスタンレー 4.22~4.27
ゴールドマンサックス 3.9
カルフォルニア ウエルスファーゴ 0.01~2.51
ミネソタ USバンク 0.2~4
ノースカロライナ トラストバンク 3.5~4
ペンシルバニア PNC 3.95
バージニア キャピタルワン 3.5~4

アメリカの銀行に預けず、アメリカ国債を持つという選択もあるでしょう。アメリカ政府の破綻の方が可能性としては極限に低いので、アメリカ国債の方が有利といった考え方もありです。

カナダ

ランセンス地 銀行名 金利(%)
モントリオール BMO 4.59~4.94
ノバスコシア州 ノバスコシア 5.25
オンタリオトロント RBC 0.005~0.35
ドミニオンカナダトラスト 0.01~1.05
CIBC 0.25~1.2

2025年最新版・ヨーロッパの海外銀行や金融機関の金利

2024年のEU全体での実質GDP成長率は0.9%と予測されています。2025年以降の景気見通しも目途が立っていません。
一方でEU圏での銀行預金金利は3%超はある状況です。

西欧

ライセンス地 銀行名 金利(%)
イギリス バークレー 1.16~5.12
ロイズ 0.5~2.96
ロイヤルバンク・オブ・スコットランド 0.1~5.75
フランス クレディアグリコル 0.1~11.5
BNPパリバ 0.01~4
ソシエテジェネラル 7.35~7.6
ドイツ ドイツ銀行 3~8
コルメルツ 2.35~3.75
スペイン BBVA 0.4
サンタンデール 2.21~3.55
サバデル 2.5
ポルトガル BCP 1.4~2.1
ISB 2.6~2.8
サンタンデール 2.8~6
イタリア ウニクトレディト 0.01~2.5
インテーザサンパオロ
バンコBPN
先進国のヨーロッパは3%程度の銀行金利となっており、同じG7の一員の日本の銀行が異質(長年の低金利)であると認識させられてしまうデータだったように思います。

 

海外銀行での資産運用で知っておきたいこと

海外銀行で資産運用する上で知っておきたいポイントをお伝えします。知っておかないと後悔するような点をお伝えしますので参考にされてください。

海外の金融機関であっても納税を促される

海外銀行で得られた利子所得については納税が必要です

CRSという世界各国が賛同している制度により、非居住者が保有する海外銀行の口座情報は日本政府に情報公開されることになっていることから、怠っていれば国税庁により納税を促すお知らせが届くようになっています。

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海外の通貨ゆえに為替で影響を受ける

いかなる海外の銀行も為替の影響を受けます。「円高によって当初より損をしてしまっている」ということも時にはあるかもしれません。

長期的な視点で見て、その海外銀行のライセンス地の国が経済成長の見込みがあり、金利の面でもメリットを受けやすいと判断できるのが何より理想的なスタンスとなります。

それでも海外銀行のお金を預ける人が後を絶たない理由がある

それでも海外銀行にお金を預ける人が後を絶たないのは、以下のような背景があります。

ここ数年日本政府による個人資産情報の把握目的が不気味がられており、CRS非加盟国金融機関で日本政府からのプライバシー性を保っておきたい人は増えているからです。

CRS非加盟国の銀行口座・これからの資産形成に大きなメリットとは

富裕層の間に知られている”金融界隈で言うCRS”という言葉は、実情はあまり知られていません。 ここではCRSとはどういった制度なのか? CRS非加盟国の銀行口座を持つことがこの先どんなメリットがありそ ...

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また、円安の進行と日本の金融機関の金利の低さに見切りをつけている人ももちろん多いです。「海外の銀行の高金利で定期預金をしたほうが」よほど資産が増えやすいし、円安のメリットを受けられるからでもあるでしょう。

NISAで資産形成が事足りると思っていない人も当たり前のようにいて、さらに日本円の資産運用に見切りをつけた人が積極的に海外での運用に目を向けているというのが海外銀行の運用が支持されている理由でもあります。

最強の通貨アメリカドル、そしてASEAN地域の通貨を味方に付けたある資産形成は、最低でも30年は持ちます。この資産形成プランの詳細をお伝えしています。よかったら以下LINEで友達追加してみてくださいね。

資産形成の場を日本だけにしたら取り残される

多くの日本人が海外に行けばなぜか一様に「日本がヤバい(グローバル経済からすでに取り残されているの意味)」とつぶやきます。

同じG7の一員であるアメリカやヨーロッパ諸国の海外銀行が4%程度(もしくはそれ以上)の金利が付いているのを目にして日本の金融機関の異質さが浮き彫りになってしまったと上述しました。

日本経済はバブル崩壊後から30年変わっていませんが、好き好んでそのような選択をしただけ。教科書とおりに財政支出を増やして景気の刺激対策を行えばそれなりの結果は得られるでしょうが、それをしてこなかっただけです。

自然豊かで治安も良い日本が好きな日本人は多いですし、日本政府のすべてにダメ出しが必要なわけでもないですが、失われた30年の罪はそれらで両成敗になるわけではありません。

日本政府の舵取りに真正面から向き合っていたら、取り残されるだけ。こう思う方が増えているので、海外銀行が注目されています。

 

  • この記事を書いた人

LCFPO

公認会計士事務所での決算業務実務経験を経て、FPとして受けた相談件数は18000名以上。契約の継続率・販売力・商品の品質に関するインターナショナルクオリティアワードを受賞。ほか受賞歴や業界内の取材受注多。現職は資産形成・不動産投資案件やインフラ契約のご相談を承るオフィスの代表FP、事業家。くわしくは「about」よりどうぞ。