2024年版最新アメリカの海外銀行の金利ランキング・なぜアメリカが最強?

ここではアメリカの海外銀行の金利をランキング形式でお伝えしてます。

なぜアメリカの銀行が最良と言えるのか、アメリカの銀行のおすすめはどこか?も解説していますので参考にされてみてください。

アメリカの海外銀行金利ランキング

以下がアメリカの海外銀行の定期預金金利のランキングです。

アメリカの海外銀行定期預金金利ランキング

銀行名 定期預金金利
アジアンバンクキャピタルトラスト(ワシントンD.C.が拠点) 5-8
Apple 4.15
バンクオブアメリカ 3.69~4.35
US Bank 3.2~4.1
JPモルガン 0.01

スマホのブランドとして著名なアップルがファイナンス部門のサービスを提供しており、金利が4%超えとして歓喜の声が上がりました。

バンクオブアメリカ、USバンクについては3%超の金利、JPモルガンについては日本並みの低金利となっています。

一強となったアジアンバンクキャピタルトラストに関してはのちに詳細をお伝えしていきますので参考にされてください。

「海外銀行ならアメリカ」が最良な理由がある

さて、海外銀行に御興味がある方ならば上のとおり「高金利」に注目される方がほとんどかと思います。

しかし「本当にどこでもいいわけではない。のでアメリカ」という選択になっている方が多いのではないでしょうか。

なぜ海外銀行ならばアメリカの銀行が最良と言えるのかを解説していきます。

世界の覇権国であり基軸通貨・少なくても数十年はこの状態が続く

アメリカにライセンスを置く海外銀行が海外銀行を検討するうえで手堅い選択となりえる理由は、アメリカが世界の覇権国でありアメリカドルが基軸通貨である点にあります。

以下は2019年と2022年の外為為替市場における通貨別取引シェアです。

この2年に限らずアメリカは45%近いシェア率を30年位維持しており、この基軸通貨としての地位に不安を差し挟む余地はないと言えるでしょう。

三井住友アセットマネジメントのデータから筆者作成

通貨取引別シェア率が高い通貨を持つと何が有利なのか?については以下が挙げられます。

  • 流動性があり、交換手段として利便性がよい
  • 30年ほど価値貯蔵機能として揺るがない地位がある
  • 外為法の視点から、扱いやすく汎用性に優れている
  • 経済大国を背景とした通貨ゆえに長期的に保有できる(資産形成に向く)

アメリカドルにまつわるよくある疑問もQ&A形式でお伝えします。

アメリカドルについてよくある疑問・FAQ

アメリカの国債残高が増えて債務不履行になる可能性があるのではないか

アメリカは自国通貨を保有発行・自国通貨建ての国債を発行している。この状態でデフォルトになることはよほどのハイパーインフレにならない限り考えられません。少なくてもコロナ後に起きた8%程度のインフレで利払い不能などのデフォルトになることはありえません。

アメリカドル離れが起きているが今後アメリカドルによる資産を持って大丈夫なのか

新興国で石油にまつわる資金支払いでアメリカドルから中国人民元に変更しているといったニュースがあります。しかしながら世界の通貨シェアは30年位ほどんど変わっておらず、アメリカドルの強さは疑いの余地がありません。

絶対なるCRS非加盟国・日本政府への秘匿性が保てる

ココがポイント

海外銀行を検討する時アメリカの銀行が最良と言える理由に、CRSの非加盟国であり日本政府への秘匿性が保てる点が挙げられます。

CRSは「非居住者が海外銀行で得た利子などについて逃税を防止する各国の協定」です。

モナコに銀行口座を持つ日本人Aさんについての口座情報をモナコは日本の国税庁に自動開示します。

日本に銀行口座を持つアメリカ国籍Bさんについての口座情報を日本政府はアメリカの税務当局に自動開示します。

FATCAの観点から見ても日本はアメリカの報告義務を負う

しかしながら日本人がアメリカに銀行口座を持っていたとしても、アメリカは日本の国税庁に報告をする義務はありません。

「加盟状況と制度上こうなっている」という前提です。なお、現在のCRSの加盟国は以下のとおりとなっています。

国税庁による2024年のCRS加盟国一覧

注意したいのは、現在CRSに加盟していない国であっても加盟した年から「過去に遡って利子への課税」が通知される仕組みになっている点です。

ココに注意

この点でアメリカはCRSの発起人であり参加を促す立場にありながら、いまだに加盟しないどころか将来も加盟しない国とされています。理由は世界中の資金をアメリカに集まる明確な意図があってCRSという制度を創設しているからです。

基軸通貨としての地位とリンクするところだと思います。アメリカはそうした性質の強さを持つ国でもあります。

CRSについての詳細は以下をじっくり参考にされてみてくださいね。

CRS非加盟国の銀行口座を持つメリット・手続き方法も

海外銀行の秘匿性がまかり通る先はCRS非加盟国と呼ばれ、国外にお金を逃がしたい一定層に大変重宝がられています。 ここでは「銀行口座のCRSとは何か」「CRS非加盟国とは?その海外銀行口座を持つメリット ...

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高金利や円安ドル高を背景にした資産形成ができる

先進国の銀行で定期預金が3%を超える銀行はあまり見受けられません。

以下では先進国に限らずアジア含む新興国の海外銀行金利ランキングを挙げています。

▼世界の海外銀行金利ランキングもチェックしてみる

2024年最新版・海外銀行の金利ランキング | 定期預金で好条件はアメリカの銀行

2024年版最新海外銀行の金利ランキングをお送りしています。 「ここでお伝えする日本の銀行に預ける外貨預金の金利」ではありません。海外にライセンス地がある銀行で行う預金の金利です。 それでは2024年 ...

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2024年にFRBによる利下げが予測されていますがアメリカの場合は高金利が続いています。

円高ドル安の原因として挙げられる両国の金利差はアメリカの利下げがあったとしても依然として4⁻5%くらいは残り続けるので、円高ドル安のメリットを利用して資産形成する方もほとんどです。

アメリカの海外銀行のおすすめ

アメリカの海外銀行のおすすめは以下となります。

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  • 定期預金の金利が5-8%
  • 日本にいながら口座開設できる(オンライン手続きで完結)
  • デビットカードで世界中のどこでも現地通貨が引き出しできる
  • ライセンスを維持する上でもハードルが高いワシントンD.C.がライセンス地となっており、世界の金融の中心となりつつある場を背景にした格式がある
  • アメリカドルの価値に連動した法定通貨担保ステーブルコインUSDTによる送金ができる
  • 日本語サポートがあり、言葉の壁はない
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LCFPO

公認会計士事務所での決算業務実務経験を経て、FPとして受けた相談件数は18000名以上。契約の継続率・販売力・商品の品質に関するインターナショナルクオリティアワードを受賞。ほか受賞歴や業界内の取材受注多。現職は資産形成・不動産投資案件やインフラ契約のご相談を承るオフィスの代表FP、事業家。くわしくは「about」よりどうぞ。