ここでは海外コンドミニアムについて9つの間取りをご紹介しています。魅力的な海外コンドミニアムの間取りとはどういったものかを知りたい方はご参考ください。
また、投資物件として海外コンドミニアムを選ぶポイントのほか海外不動産の種類や用語集もまとめています。
海外コンドミニアムの間取り大放出!
それではさまざまな海外コンドミニアムの間取りを以下のとおり解説します。
- スタジオルーム
- 1ベッドルーム
- 2ベッドルーム
- 3ベッドルーム
スタジオルーム
スタジオタイプ=仕切りもドアもないフロアにキッチン・リビング、寝室がある間取り
スタジオルームの間取りは日本で言うワンルームとほぼ同じで、以下のような例が挙げられます。
スタジオルーム① 38平米バスタブ付
この海外コンドミニアムの間取りポイント
スタジオルームはフロアに仕切りもドアもないシンプルな間取りで手狭になりがちですが、こちらのコンドミニアムの場合は38平米の広さでバスタブや洗濯機が置けて、しかもキッチンでは食洗器まで十分置けるスペースがあります。
ここが投資物件として人気が出そうなポイントです。
こちらはハワイホノルルの物件で取引価格600,000ドル前後。
スタジオルーム② 24平米ながら立地の良さが抜群
この海外コンドミニアムの間取りポイント
こちらのスタジオルームは24.75平米の広さです。スタジオルーム①よりバスルームが小さく、シャワーのみの可能性もあり得ます。
しかしながらマニラの中心街にあり、商業施設などもあることから非常に注目度の高いコンドミニアムです。
都内のマンションの1/5程度の価格・都内よりも利回りが高いコンドミニアムが実現するのも、フィリピンの現在のタイミングならではが反映されていますね。
1ベッドルーム
1ベッドルーム=【キッチン+リビングルーム+寝室1部屋】
1ベッドルームは日本の間取りですと1DKや1LDKを言います。それでは海外コンドミニアムにある1ベッドルームの間取りをいくつかご紹介しましょう。
1ベッドルーム① スタンダードな間取り
この海外コンドミニアムの間取りポイント
壁沿いにキッチンが延びているワンウオールキッチンで、キッチンシンクと食事するテーブルが直結しており、テーブルがリビングスペースとの境目を示すようなカウンターになっています。
手ごろな価格の海外コンドミニアムで、しかも駅近など立地が抜群ならば、このような1ベッドルームタイプでも投資物件としてある程度の収益性が見込めるかもしれません。
ベッドルームへは、リビングルームとの間に引き戸のようなドアから入るようになっています。
横長のベッドルームになっているため、デスクでWEB会議をしたい場合はベッドが映り込まずに済むでしょう。
玄関を通ってバスルームに行く間取りになっています。海外の中心都市のコンドミニアムならばよくある間取りでもあるのですが、この間取りを好まない人もいますので注意したいです。
1ベッドルーム② フレックス2ベッドルームに変更可
こちらのコンドミニアムの間取りはかなり広い1ベッドルームです。
この海外コンドミニアムの間取りポイント
大きめのテラス、そしてキッチンエリアからリビングルームが広々しているのが印象的な1ベッドルームのコンドミニアムです。
こちらの間取りの場合は、壁付けキッチン(ワンウオールキッチン)の横にリビングとの間を仕切るようにカウンターが置かれています。
寝室からバスルームに入るようになっているようですので、客人が来れば当然寝室を通すことを前提とした物件となります。
こちらの海外コンドにミアムの場合、現状のダイニングルームをベッドルームに変更してフレックス2ベッドルームにも変更できそうです。
フレックスとは、リビングルームやダイニングルームにドアなどを設置してそれまでになかった新しいベッドルームをつくることを言います。※そうするとこの間取りはフレックス2ベッドルームに
注意ポイント
キッチンエリアがかなり大きめに作られており、バスルームが極端に狭くもあり、ここが難点となってかなり売り出しにくい投資物件と見られる可能性もあります。
1ベッドルーム③ ロフトの間取り
海外のコンドミニアムの間取りでロフト(メゾネットタイプ)が出ていることもあります。海外のコンドミニアムではデザイナーズ物件も多く、機能的な間取り以外に外観も楽しみたいと思う人を満足させてくれるでしょう。
上のロフトタイプの1ベッドルームタイプは、ロフトから見下ろすリビングルームや外の景色も美しくオシャレの一言です。天井が高いととても開放的な感じがしますね。
ほかロフトで素敵な事例をいくつか挙げておきます。参考にされてみてくださいね。
2ベッドルーム
2ベッドルーム=【キッチン+リビングルーム+寝室2部屋】
2ベッドルームは日本の間取りですと2DKや2LDKとなります。それでは海外コンドミニアムにある2ベッドルームの間取りをご紹介しましょう。
2ベッドルーム① スタンダードな間取り
この海外コンドミニアムの間取りポイント
大きなベッドルームには大きめのクローゼットが設置され、そしてバルコニーにも面しており明るい日差しが差し込みます。
バルコニーは究極なくてもいいものかもしれませんが、付加価値として広過ぎず適切な広さに思えますし余計なスペースとはみなされないでしょう。これだけでも比較的に投資物件としてポイントは高いように思われます。※バルコニーの外から寝室は丸見えになりません
子供部屋や客人用の寝室または書斎などとして活用できる小部屋(DEN)がある間取りです。シングルベッドと小さなデスクを置けるスペースはありますので子供部屋にすることはできます。
注意ポイント
地続きとなった横長のダイニングとリビングルームで、客人が来ればすぐ左横にキッチンが丸見えになります。
バルコニーもあってゆとりのある間取りに思えますし、こうした間取りが全く気にならない人もいますが、すべての人がそう思わないことは知っておきたいところです。
2ベッドルーム② 玄関からキッチンが見えない間取り
このコンドミニアムの間取りポイント
キッチンリビングエリアが中心となっており、2つのベッドルームにそれぞれバスルームが配置され、とてもすっきりとして機能的な間取りのコンドミニアムです。
テラスはリビングとベッドルームに面しており、明るい日差しが差し込む間取りを好む人に好まれそうです。
バスルームには洗面台・バスタブ・トイレなどの設備だけでなく、洗濯機が置けるスペースもあり設備も充実しています。
上述しました「キッチンが玄関から見えない間取り」は意外にも多くはないですし、この海外コンドミニアムの間取りの中で一番人気がありそうな気がする物件ですね。
3ベッドルーム
3ベッドルーム=【キッチン+リビングルーム+寝室3部屋】
3ベッドルームは日本の間取りですと3DKや3LDKを言います。それでは海外コンドミニアムにある3ベッドルームの間取りをご紹介しましょう。
3ベッドルーム① スタンダードな間取り
主寝室③でバスルーム①を使い、寝室①と②でバスルーム②を共有します。各部屋にクローゼットなど収納スペースも十分あり、機能的な間取りで人気は出そうです。
間取り上、玄関からキッチンが丸見えになることはないでしょう。
3ベッドルーム② 玄関からリビングが見えない間取り
この海外コンドミニアムの間取りのポイント
間取りの中心にリビングルームがあり、バルコニーからの明るい日差しが差し込むようになっています。
それぞれのベッドルームに十分な大きさのクローゼットも設置されていて使い勝手で評価されそうな物件でもありました。
玄関のドアからキッチンが見えないようにしたいならば、ダイニングセットが置かれている場所に大きめの植木を置くなどすればいいのではないでしょうか。リビングルームは玄関から見えないのでかなりのポイントとなるはずです。
この海外コンドミニアムの活用例としては以下が挙げられます。
この海外コンドミニアムの多目的な活用例
使用例1
使用例2
使用例3
ベッドルーム①は両親の部屋に、ベッドルーム②を夫婦の部屋に、ベッドルーム③は書斎などとして活用
使用例4
自己満を超えていく不動産投資って何?
海外コンドミニアムを投資物件として購入するとき、「日本より利回りがいい」「売却益が高い」などといったところでテンションが上がってしまうケースがほとんどだと思います。
実際海外コンドミニアムは素敵ですしそれも悪くないのですが、「購入したはいいけれど収益性が上がらない」となると本来の目的から外れてしまうようにもなります。
海外コンドミニアム選びの最低限のポイントを押さえておきましょう。
海外コンドミニアムは【間取り+立地+設備+価格】のトータルで選ぶ
日本の不動産投資でも同じように海外コンドミニアムの場合でも、間取りや設備と立地と価格のトータルで選んで収益性を高める視点を持つのが大切です。
家賃収入を狙う場合:空室を防ぐ視点
立地はいいけれど間取りもそれほどよくもなく、価格がそれらに見合わず高すぎるといったような場合は、割安なコンドミニアムを2つ購入して空室を防止するといった視点を持つ方が1年超の収益率でみると評価できる状況もあるでしょう。
法人所有物件にして節税を狙う場合
海外コンドミニアムを法人所有物件にすることで短期間で減価償却費が計上でき節税効果も望めます。ここだけ見ると法人所有のメリットがありそうですが、その先空室が続けば家賃収入が望めないことになります。
購入後のコストは何か?を明確に
海外コンドミニアムの購入後の必要経費には、固定資産税や物件管理費、ローンの金利などが挙げられます。物件管理費については日本で言うマンション管理費のような位置づけで、同じ地域の同等のコンドミニアムの相場を知っておきましょう。
何の費用なのかはっきりわからないような場合は、不透明なプレミアム費用として無駄に上乗せされているケースもあります。必要経費と分けてシステマチックに考えて切ってみてください。
バスルームが複数あるのが海外コンドミニアムの普通
海外コンドミニアムの間取りを見てバスルームが複数あることにお気づきになったはずです。
海外ではトイレやバスタブシャワールームそのものがプライベートなスペースと考えられており、自分以外の人と基本は共有しません。子供であっても別々に使うのが普通でもあるのです。
また、日本では「バスタブシャワー」とトイレが別々な空間になっているのが普通ですが、海外コンドにミニアムではそれらが一つの空間にまとまった状態が一般的でした。
海外不動産の主な物件タイプ
海外不動産の主な物件タイプをご紹介します。日本とは違った概念や商習慣がありますので参考にされてください。
集合住宅・賃貸アパート
集合住宅・コンドミニアム
集合住宅・タウンハウス
海外不動産にまつわる用語集
それでは最後に海外不動産にまつわる用語をご紹介します。
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