現在、フィリピンのコンドミニアムをお持ちの方でご売却を予定されている方に向け、売却事例をご紹介させていただきます。
売却物件の売却事例情報は以下のとおりです。
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フィリピンのコンドミニアム売却物件事例
ご紹介します売却物件例は、フィリピンメトロマニラ市内のマカティにある以下のコンドミニアム。売り出し早々から人気物件として多くの注目を集めました。
- 物件名:THE RISE MAKATI ライズマカティ
- 物件の場所:以下の通り
売却益についての詳細
1PHP=当時日本円でおよそ2.1円です
それではさっそく「THE RISE MAKATIライズマカティの売却例」の詳細についてご紹介しましょう。
間取りと平米数 | 1BR 28.01㎡ |
購入価格 | 3,187,000PHP |
売却価格 | 4,200,000PHP |
端的に上の売却価格から購入金額を引くとおよそ100万PHP(日本円でおよそ260万円)の売却益となりますが、実際は下のように購入にも売却にも税金などのコストは要します。
購入に要した費用の試算
項目 | 想定費用 (単位:PHP) | |
購入時仲介手数料 | 物件価格に対して5% | 159,350 |
日本における認証費用 | 約4万円 | |
納税者番号登録 | 代理発行手数料として | 4000 |
売却に要した費用の試算
項目 | 売買価格に占める費用 | 想定費用(単位;PHP) |
キャピタルゲイン税 | 6% | 252,000 |
仲介手数料 | 5% | 210,000 |
名義変更手数料 | 30,000 |
実際にこちらの物件で以下を試算してみましょう。
売却益=売却価格ー【★購入価格+購入時のコスト+売却時のコスト】=PHP(現在の日本円でおよそ263万円)
⇒4,200,000PHP-【★3,187,000PHP+628,350PHP+4万円(84,000PHP)】=およそ63万円のキャピタルゲイン
こちらは価格からライズマカティが竣工される前のプレビルド物件で購入され、そしてプレビルド物件のまま売却が決まっています。(物件完成前の購入と売却)
注意ポイント
フィリピンコンドミニアムの不動産投資はここで終わりではありません。最後までご覧になってください。
建物の完成前に行われた購入と売却にまつわる取引で売却益が上がった背景には、つまりインフラ整備中というフィリピンの国のフェーズが大きく影響しています。※2030年頃に地下鉄完成予定
この購入と売却のケースについて次で検証してみましょう。
こちらのパターンが理想的な売却一例である理由
ディベロッパーはシャングリラホテル系列のシャングプロパティ。
そして日用品が揃うマーケット・美容室・ホームセンター・カフェ・デリカ・レストランなどのモールのほか、プールやキッズエリア・カラオケルーム・コワーキングスペースなど23種のアメニティがあり、「コンドミニアムから1歩も出なくても生活が成り立つ」という機能性を持ちます。
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ライズマカティRISE MAKATI フィリピンのコンドミニアム・高品質と充実した商業施設の融合が人気
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といったようにあり余る魅力にあふれ、人の目を引くに足る十分な理由があります。
こうした物件の魅力を前提にして、「竣工前に売り出されてから現在に至るまでの価格の推移」を以下ご覧になってみてください。
2016年プレビルド物件として売り出されたあと
買主として3,187,000PHPで購入
2019年の竣工前のプレビルドの状態で売却
売り主として4,200,000PHPで売却
竣工後、2025年現在
残り僅かの売り出し価格は5,050,000PHP
ポイント
フィリピンはインフラの整備中もあり周辺の物件価格が年々高騰。9年の間で実に200万PHPの物件高騰がおこりました。
為替レートの影響も考察
2016年から2025年の現在まで日本円とフィリピンペソの為替レートの動きは以下の通りです。わかりやすく一貫して円安ペソ高が続いています。※現実的に日本円はどんな通貨に対しても弱くなっています

google finace
円安ペソ高が続く局面は以下二国のフェーズが大きく影響しています。
- フィリピンの高度経済成長が躍進し続けている(2024年のGDP6.5%)
- 日本円が対外的にどんどん弱くなっていく
- 日本は景気が良くなっているわけではないコストプッシュ型インフレ
- フィリピンでは好景気を背景に金利が上昇、日本は金利が上がってもそもそも対外的に低い
- トータルな意味でペソ高円安が進行しやすい
価格推移 | 為替レート(1PHPあたりの円) | |
2016年ころ | プレビルド販売価格:3,187,000PHP | 2.1円 |
2019年ころ | プレビルド状態時の売却価格:4,200,000PHP | |
2025年 | 販売価格:5,050,000PHP | 2.6円 |
2016~2019年までは為替レートに大きな動きはありませんでしたので、購入から売却までその影響を受けることなく売却益が出ていることと思います。
もし仮に「プレビルドで購入し、2025年で売却していたら」、以下のように為替レートの影響を受けていたであろうことは容易に予測がつきます。
2016年プレビルド物件として売り出されたあと
買主として3,187,000PHPで購入 (1PHP=2.1円で当初日本円だと6,692,700円)
2019年の竣工前のプレビルドの状態で売却
売り主として4,200,000PHPで売却 (1PHP=2.1円で当初日本円だと8,820,000円)
竣工後、2025年現在
残り僅かの売り出し価格は5,050,000PHP (1PHP=2.6円で日本円だと13,130,000円)
フィリピン不動産が日本の資産家の間で人気の理由はこうした円安ペソ高進行を狙いやすいところも大いにあるのです。
とりもなおさず、大前提としてこちらの事例の場合確固たるディベロッパー選び、マカティという立地、コンドミニアムの魅力というアドバンテージがあります。これらをもってすると9年の歳月でこれだけの価格上昇は見込めると考えられるのです。
9年という長い歳月をかけて投資するかしないかは投資家次第。
そして670万円が1300万円に成長するという投資は、日本で望めるものでもありません。
フィリピンペソと日本円の力関係まで目を向けられる方は資産形成をする上でアドバンテージを持てることでしょう。
ダメ押しでフィリピン不動産の運用方法を蔵出し
不動産は現金のような流動性はありません。資産価値があるとはいえ、手放してスッキリしたいという思いは誰しもあります。
こちらでご紹介した事例で、さらに資産運用の方法をお伝えしてみましょう。
売却価格をそのままフィリピンペソで温存するという資産形成。
不動産ではなく現金化することで精神的な負担はなくなり、現金ならではの流動性がありながら、「日比間の為替レートの影響を使って資産形成する」という方法です。
2016年プレビルド物件として売り出されたあと
買主として3,187,000PHPで購入 (1PHP=2.1円で当初日本円だと6,692,700円)
2019年の竣工前のプレビルドの状態で売却
売り主として4,200,000PHPで売却 (1PHP=2.1円で当初日本円だと8,820,000円)
売却で得られた金額をフィリピンの金融機関で温存
売却金額8,820,000円(当初1PHP=2.1円)を、2025年現在までフィリピンの金融機関に温存したとします。
この金額は、1PHP=2.6円になった現在10,920,000円の価値があります。
物件の購入金額は670万円くらいでしたので、かなりの投資効率であることがお分かりいただけるでしょう。
いかがでしょうか? 売却してそれで投資行動が絶たれるわけではありません。フィリピンの場合は売却した先にも為替レートの影響を使って資産を増やしていくことは可能だということです。幸いながら、日比間では上述したように円安ペソ高が進行しやすいフェーズにあり、これを活用しての資産形成はしやすい状況です。

弊社ではフィリピンの金融機関での口座開設サポートも行っていますので、金融資産不動産いずれもご相談を承ります。
弊社はお金のプロというFP事務所を生業にしていることから、売って終わり買って終わりにとどまらず、常にそこから先の資産形成でどれだけの可能性を残せそうかを考えることを重視しています。

フィリピン不動産の売却のご依頼は
ご売却を予定されている方、そしてこれからフィリピンのコンドミニアムを所有してキャピタルゲインを狙いたいという方、いずれの方も、弊社は一貫してフィリピン不動産の運用ができる環境を整備しています。
ご売却のご依頼は以下で承ります。まずはお客様のお話しを以下よりお聞かせください。不安や疑問に思われることを一つ一つ解消していきましょう。